久々に映画 [映画のこと]
久しぶりに映画を観てきました。
前回観に行ったのが7月。
もう2ヶ月も観てなかったみたいです。
おかげさまで、見逃した映画はドッサリ・・・。
現在公開中で観たいと思ってる作品もドッサリ。
しかし時間は限られてますので、その中から厳選してみました。
まず1本目。「劇場版ATARU」
これはドラマをずっと見てましたし、必ず観に行こうと決めていた作品。
公開したばかりだったけど、サッサと観ちゃいました。
ドラマ同様、おもしろかったですよ。
深く考えず、勢いで観れる作品。
そして2本目。「タイムスクープハンター」
TV版を見たことがなかったので、『どうかなぁ~?』って思ったんだけど、
時任三郎さんが出演していることが背中を押しました。
(ずっと昔から時任さんのファンなんですよ、わたくし。)
テレビ版をチョイチョイ見ていた旦那曰く、
『sumiさんは見ないだろうなという内容だよ。俺は好きだけど』。
まぁ、確かに設定は面白かったけど、うん、あまり好んでみないかも。
テレビは主演の要潤以外の出演者はマイナーな役者さんばかりだとか。
取材対象者となる人々も、その時代の無名な人々という設定。
それが映画版で注目されなかった人々の役を、
時任さんやダチョウの上島竜兵、嶋田久作さんなんかがやってて、
テレビ版の出演者を豪華にした感じかな?って感じでした。
もうちょっと時任さんの出番が多かったら良かったんだけどねぇ・・・。
今回はこの2本を選んで観たけど、
「ガッチャマン」と「キャプテンハーロック」を観ようかどうしようか悩んだのです。
ただ、昔のアニメ版の両作品を知っていて、結構好きだったりもしたから悩んじゃった。
ちらほら聞こえてくる声を聞くと、
『あれ?観ない方がいいかな??』と、自動制御がかかりました。
ということで、この2作品はDVDで観るとしよう。
THIS IS IT [映画のこと]
11月1日。
マイケルジャクソンの映画『THIS IS IT』を観に行ってきた。
本人も「最後」と言っていたコンサートツアーのリハーサル映像。
リハーサルだったけど完成度が高く、
本番のコンサートを観たいと思った。
音楽、ダンス、映像、照明。
全てにとことんこだわり、全てに妥協を許さない。
オーディションで選ばれた若いダンサーと一緒に踊ってた。
アグレッシブで軽快で。
どうして死んでしまったのだろう?
マイケルジャクソンは輝いてた。
誰よりも楽しんでた。
そんな風に見えた。
やっぱり彼はスーパースターだよ。
マイケルジャクソンにとってはリハーサル映像じゃ不本意かもしれない。
でも、リハーサル映像だけでとにかく鳥肌が立つほど感動した。
マイケルジャクソンの凄さを改めて思い知った。
映画3本 [映画のこと]
最近、立て続けに映画を観ている。
昔は洋画ばかり観ていたけど、歳を取ったせいか最近は邦画ばかり。
最近、邦画が面白い。
ということで、近頃観た映画たち。
「引出しの中のラブレター」
大人の落ち着いた映画だ。
直接言えなくて、心の引き出しに閉まってしまった言葉を「手紙」で相手に伝える。
近頃はメールばかりで、手紙を書くことは殆ど無いけど、
「手紙ってのもいいもんだ」と思った。
常盤貴子の声が、手紙の内容をより温かいものにしたのが印象的。
「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」
太宰治は難解だ。
これまた大人の落ち着いた映画なのだけれど、難しい・・・(ん?私だけか?)
ダメ男にトコトン尽くす妻。
苦しい生活に耐えながらも美しくしなやかに生きていく女性が描かれていて、
「耐える」事を美徳された日本的な精神の話。
「ダメ男でも一途に愛する」という事は素敵なのか?
いや、私は・・・無理。無理だなぁ~。
「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」(ライブスパイア)
演劇集団キャラメルボックスの舞台を映画化したもの。
映画化されたのは4作品目で、これは2008年のクリスマスツアーの作品。
生の舞台とは違う面白さがあるライブスパイア。
この作品も、楽しめました。
ただ・・・・音声、もうちょっと調整して欲しかった。
芝居は客席が800席ほどの劇場で、マイクもなく生の声。
劇場という広い空間では丁度いいのだけれど、
その声をマイクで拾って、映画館で流すには少々響く。
男性の声はまぁ、大丈夫なんだけど、女性がね。
特に主演の黒川智花さんは声が高めだから、ウァンウァンしちゃって・・・。
ちょっと辛かった・・・。
途中から、軽く耳を塞いで観てしまった。
と、今月はあと「さまよう刃」を観にいったから4本か。
最近は新宿ピカデリーがお気に入り。
11月1日は、マイケルジャクソンの「THIS IS IT」を観に行くのだ。
あとは・・・「沈まぬ太陽」や明日公開の「サイドウェイズ」も観たいな。
さまよう刃 [映画のこと]
近くのワーナーマイカルは、月曜日は「ふたりDAY」。
2人で行くと1人1000円で映画が観れる。
丁度連休だし、丁度『さまよう刃』も公開したしで、旦那と観に行ってきた。
この作品は原作を読んだ。
「少年犯罪」と「被害者の遺族」という、難しいテーマの作品。
小説は読み応えがあり、いい作品だと思った。
ただ、ラストは
・・・・・・・えぇ~~~っ
っと、少々ガッカリな感想も持ったけど、
映画化となったらやっぱり観たいと思った。
で、観た感想は・・・・
「少年犯罪」による被害者と遺族はどうすれば救われるのか。
法律が本当に人を救うのか。
改めて考えさせられた。
ただ、あの小説を2時間の映画にするのは無理があるのかも・・・。
映画の所々に矛盾が生じてる。
小説を読んだ方なら、よーく観てるとそれに気づくはず。
小説の全てを映画にすることは出来ないだろうけど。
ここからは、ちょっとネタバレを含みます。そして愚痴です。
映画公開直後の休日で、映画が安く観られる日。
混んでるだろうと覚悟していった。
安く観られる日は、なかなかマナーが悪かったりする。
おしゃべり、携帯電話などなど。
だからいつもは、公開してからだいぶ時間がたった頃に観に行くことにしている。
久しぶりに混んでいる映画館に行った。
映画も『さまよう刃』なので、年齢層も高めだった。
覚悟はしていたけど、やっぱりガッカリなことが起こった。
小説でも映画でも、ラストのクライマックスシーン。
映画では雑踏の中なのに、音声を一切消して、映像はスロー、音楽が静かに流れていた。
シーンとした劇場の中で、斜め前のおばちゃんの声が響いた。
「あー、捕まっちゃったわ・・・」
(追い詰められた少年が近くにいた女性を捕まえて盾にしようとしたシーン。)
そのおばちゃんは小声で独り言を言ったのだろうが、
なんせ、音は消え、劇場は静まりかえっていたのだ。
小声でも響くのだ。
そしてもう一つの肝心のシーン。
「バン」と銃声が鳴る。
そしておばちゃんの一言。
「どっちが撃たれちゃったの」
小説を読んでいない人なら誰でもそう思うだろう。
そんな人を代表して『声』に出して言ってしまったおばちゃん。
ここは家か?リビングか?
このおばちゃんのお陰で、私の中で一気に「火曜サスペンス劇場」を観ている気になってしまった。
覚悟はしていたんだけどね。
絶対いるんだよね、そういう人。
はぁ、今度映画を観に行くときはもっと空いてそうな日を選ぼう。
南極料理人 [映画のこと]
堺雅人が主演の『南極料理人』を観に行ってきた。
ペンギンもアザラシも、ウイルスさえいない極寒の南極にあるドームふじ基地。
そこに単身赴任している調査隊員の日々の物語。
南極の地だから、日本で暮らす日常とは違うけど、
男ばかり(おっさんばかり??)の南極生活の中で起こる些細な事が、
面白く、微笑ましく描かれている。
ボソッと出てくるセリフがツボにはまった。
南極に単身赴任中のお父さんに送られてくるFAXがシュールだった。
何より、出てくる料理はどれも美味しそうで、お腹がすく。
和食、中華、フルコースにラーメン。
エビフライのシーンは、ビジュアル的に面白すぎる。
ほのぼのと淡々と進んで、特別大きな事件は起きないけれど、
観終わった後、ご飯が美味しくなる、なんか幸せな映画でした。
「K-20 怪人二十面相伝」 [映画のこと]
『2009年は映画も観に行こう!』
昨年末ごろそんなことを思いついた。
ここ数年、映画を映画館にあまり観に行ったりしていない。
あんまり惹かれる映画がなかったのよねぇ。
昨年、数本の映画を観にいった時に予告を観て、
「あ、これ観たいかも・・・・」って思う映画が出てきた。
しかも邦画ばかり・・・・。
昔は「映画館で観るのは洋画、邦画はレンタル」なんて思ってたけど、
最近邦画がおもしろい。(っつーか、洋画がいまいち??)
で、今年の1本目。
「K-20 怪人20面相伝」
金城武と仲村トオル。
好きな俳優が二人も出ていて、予告で観たとき面白そうだった。
これは行くでしょう。
ということで、公開してしばらくたったし、
平日だから映画館も空いているだろうなぁ・・・という昨日やっと行ってきました。
子供も大人も楽しめるようなストーリーで、まぁまぁ楽しめました。
まぁまぁというのは、ラストが想像できたから。
サーカスのシーンや、泥棒修行のシーンは見ごたえがあって面白かったかな。
VFXを使った部分と、アナログ的なところがうまく混在していたし、
金城武のコミカルな演技が良かった。
私は少々冷静に観すぎたのかもしれないなぁ・・・と反省。
子供は純粋に楽しめる映画なんだろうな。
さて、次の映画は何にしよう?
「ドラゴンボール」は絶対に観ないけどね・・・。