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さまよう刃 [映画のこと]

 

近くのワーナーマイカルは、月曜日は「ふたりDAY」。

2人で行くと1人1000円で映画が観れる。

丁度連休だし、丁度『さまよう刃』も公開したしで、旦那と観に行ってきた。

 

この作品は原作を読んだ。

「少年犯罪」と「被害者の遺族」という、難しいテーマの作品。

小説は読み応えがあり、いい作品だと思った。

ただ、ラストは

・・・・・・・えぇ~~~っ

っと、少々ガッカリな感想も持ったけど、

映画化となったらやっぱり観たいと思った。

 

で、観た感想は・・・・

「少年犯罪」による被害者と遺族はどうすれば救われるのか。

法律が本当に人を救うのか。

改めて考えさせられた。 

ただ、あの小説を2時間の映画にするのは無理があるのかも・・・。

 

映画の所々に矛盾が生じてる。

小説を読んだ方なら、よーく観てるとそれに気づくはず。

小説の全てを映画にすることは出来ないだろうけど。

 

 

ここからは、ちょっとネタバレを含みます。そして愚痴です。

 

映画公開直後の休日で、映画が安く観られる日。

混んでるだろうと覚悟していった。

安く観られる日は、なかなかマナーが悪かったりする。

おしゃべり、携帯電話などなど。

だからいつもは、公開してからだいぶ時間がたった頃に観に行くことにしている。

 

久しぶりに混んでいる映画館に行った。

映画も『さまよう刃』なので、年齢層も高めだった。

覚悟はしていたけど、やっぱりガッカリなことが起こった。

 

小説でも映画でも、ラストのクライマックスシーン。

映画では雑踏の中なのに、音声を一切消して、映像はスロー、音楽が静かに流れていた。

シーンとした劇場の中で、斜め前のおばちゃんの声が響いた。

 

「あー、捕まっちゃったわ・・・」

(追い詰められた少年が近くにいた女性を捕まえて盾にしようとしたシーン。)

 

そのおばちゃんは小声で独り言を言ったのだろうが、

なんせ、音は消え、劇場は静まりかえっていたのだ。

小声でも響くのだ。

 

そしてもう一つの肝心のシーン。

「バン」と銃声が鳴る。

そしておばちゃんの一言。 

 

「どっちが撃たれちゃったの」

 

小説を読んでいない人なら誰でもそう思うだろう。

そんな人を代表して『声』に出して言ってしまったおばちゃん。

 

ここは家か?リビングか?

 

このおばちゃんのお陰で、私の中で一気に「火曜サスペンス劇場」を観ている気になってしまった。

覚悟はしていたんだけどね。

絶対いるんだよね、そういう人。

 

はぁ、今度映画を観に行くときはもっと空いてそうな日を選ぼう。

 


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