映画3本 [映画のこと]
最近、立て続けに映画を観ている。
昔は洋画ばかり観ていたけど、歳を取ったせいか最近は邦画ばかり。
最近、邦画が面白い。
ということで、近頃観た映画たち。
「引出しの中のラブレター」
大人の落ち着いた映画だ。
直接言えなくて、心の引き出しに閉まってしまった言葉を「手紙」で相手に伝える。
近頃はメールばかりで、手紙を書くことは殆ど無いけど、
「手紙ってのもいいもんだ」と思った。
常盤貴子の声が、手紙の内容をより温かいものにしたのが印象的。
「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」
太宰治は難解だ。
これまた大人の落ち着いた映画なのだけれど、難しい・・・(ん?私だけか?)
ダメ男にトコトン尽くす妻。
苦しい生活に耐えながらも美しくしなやかに生きていく女性が描かれていて、
「耐える」事を美徳された日本的な精神の話。
「ダメ男でも一途に愛する」という事は素敵なのか?
いや、私は・・・無理。無理だなぁ~。
「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」(ライブスパイア)
演劇集団キャラメルボックスの舞台を映画化したもの。
映画化されたのは4作品目で、これは2008年のクリスマスツアーの作品。
生の舞台とは違う面白さがあるライブスパイア。
この作品も、楽しめました。
ただ・・・・音声、もうちょっと調整して欲しかった。
芝居は客席が800席ほどの劇場で、マイクもなく生の声。
劇場という広い空間では丁度いいのだけれど、
その声をマイクで拾って、映画館で流すには少々響く。
男性の声はまぁ、大丈夫なんだけど、女性がね。
特に主演の黒川智花さんは声が高めだから、ウァンウァンしちゃって・・・。
ちょっと辛かった・・・。
途中から、軽く耳を塞いで観てしまった。
と、今月はあと「さまよう刃」を観にいったから4本か。
最近は新宿ピカデリーがお気に入り。
11月1日は、マイケルジャクソンの「THIS IS IT」を観に行くのだ。
あとは・・・「沈まぬ太陽」や明日公開の「サイドウェイズ」も観たいな。
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