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『モロトフカクテル』 [お芝居のこと]

 

10月17日(土) 14:00~

座・高円寺へタカハ劇団の『モロトフカクテル』を観に行ってきた。

キャラメルボックスの畑中智行さんが出演している作品。

初めてのタカハ劇団の作品。

初めての座・高円寺という劇場。

 

「モロトフカクテル」(ホームページより)

~弱体化した大学自治会は、同じ部室棟で活動する演劇研究会や手話サークルとともに、地下部室で細々と活動を続けていた。
突然大学側から告知された「部室取り上げ通告」に反抗する学生たちと、それを力でねじ伏せようとする大学の職員たち。
そんな中、その様子を静かに見つめる、中年の大学職員の姿があった。
彼の脳裏に去来する、熱い時代の思い出と、その渦中で闘う一組の恋人たち。
冬の最中のあの一連の出来事を、事件を、あの時代を、わたしたちはなつかしむことはできない。~

とっても面白かった。

「大学自治会」とか、「学生運動」とか。

チラシやあらすじを読んだ時は、「ちょっと引くかな?」とも思ったけど、全然。

引くどころか、引きこまれた。

 

今の時代の学生と、学生運動全盛期の時代の学生のギャップ。

「部室取り上げ通告」と学生運動を結び付けて、

2つの時代の若者の深層心理を、コミカルかつ真剣に表現している作品だった。

 

タカハ劇団とは、代表の高羽彩さんという方の「ひとり劇団」だそうだ。

公演ごとにあちこちから役者さんが集まり、一つの作品を作り上げるらしい。

「モロトフカクテル」もそれはそれは個性豊かな役者さんたちが集合していた。

 

キャラメルボックスのような劇団には劇団の“カラー”があって、

畑中さんもキャラメルボックスでは、そのカラーに馴染んでる。

違う劇団の芝居に客演して違うカラーの芝居に参加すると、違った一面が見れて面白い。

今回の畑中さんはキャラメルボックスとは違う雰囲気の役だった。

しかもそれがとても良かった。

私、畑中さんの普通に喋る声が好きなのだ。

芝居で張ってる声じゃなくて、低いんだけど通る声が。

今回の役はそんなトーンで喋るシーンばかりだったから、なおさら良かった。

ただ、出番がね。ちょっと少なかったかなぁ。

もうちょっと出て欲しかった気もする。

あと、扉座の有馬さん。

有馬さんの声も好き。

有馬さんが登場するとキリッと引き締まる感じがベテランの貫禄なんだろうな。

 

 

そして、初めて行った「座・高円寺」。

モダンな外観、天井の高いホール。

天井が高いからすごく空間が広々しているのだけれど、ステージと客席がとても近い。

ステージの延長に客席があるような感じで、とっても芝居が見やすかった。

高円寺って遠いかと思ったけど、東西線なら乗り入れしているから、

乗り換えしなくていいし、1時間もかからない。

またひとつ、好きなホールができたなぁ。

 

P1000241.JPG


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下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。(ネタバレあります) [お芝居のこと]

 

2月28日(土) サンシャイン劇場。

TEAM NACS 第13回公演「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」

 

行ってきました。

友達がチケットを取ってくれて、行くことができました。

今年の観劇1本目が、TEAM NACS。

2年ぶりの彼らの舞台を、堪能してまいりました。

 

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2008年観劇記録 [お芝居のこと]

 

12月26日に仕事納めをして、掃除やらなんやかんややってたら、

すっかりブログを更新するのを忘れていました。

やばいやばい。

年越しちゃうところだったよ・・・・。

 

12月25日、もうすっかり恒例となりました、

キャラメルボックスのクリスマスツアー『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』の大千秋楽で、

泣いたり、笑ったり、温かい気持ちになったりして、2008年の観劇が終わりました。

今年のキャラメルは、アンナちゃんからいただきました。

 

では、2008年の観劇記録を振り返ってみましょう。

2月 「ちいさき神のつくりし子ら」

3-4月 「きみがいた時間 ぼくのいく時間」(3回) キャラメルボックス

4月 「イエス斬り捨て」 ファントマ

6月 「ソルジャー」 東京ハートブレイカーズ

6月 「ハックルベリーにさよならを」(2回) キャラメルボックス

6月 「水平線の歩き方」(3回) キャラメルボックス

8月 「嵐になるまでまって」(2回) キャラメルボックス

9月 「ZED」 シルク・ドゥ・ソレイユ

9月 「僕の大好きなペリクリーズ」 キャラメルボックス

9月 「とびきり不幸な旅行店」 東京ハートブレイカーズ

10月 「シングルベッド」 LEMON LIVE

12月 「BORN TO RUN さよなら初代0系新幹線

            ~引退記念スペシャルバージョン~」 ギンギラ太陽's

11-12月 「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」(2回) キャラメルボックス

 

2008年は、なんだかちょっと少ない観劇でした。

とりあえず18回劇場に通ったようです。

何となく調子が悪かったり、2時間座ってるのに不安な1年だったので、

行きたい芝居はいっぱいあったけど、行くに至らなかった感じです。

それでも、ファントマとギンギラ太陽'sは前から一度行きたいと思っていたので、

今年、それがかなって良かったです。

どっちもおもしろかったなぁ~。

特にギンギラはもっともっと観たい!

 

観劇記録のまとめとともに、2008年のチケット代とグッズ代の集計大会も行いました。

これはいつもビビリながら、年末にまとめてやってます。

グッズ代は、まぁだいたいこんなもんでしょう。(金額は聞かないで!)

DVDとかが多いですからね、それなりに・・・・。

そしてチケット代ですが・・・・・

今年は観劇本数も少なかったから伸び悩みました。(←表現が違う??)

ただし・・・・、キャラメルボックスの本公演のチケットに関しては、

前年にトライアスロンパス(シーズンチケット)を2セット買ってるんです。

2008年のチケットを2007年に買ってしまっているから、

実際に予約する時はチケット代は支払い済み。

なんかお金がかかってないように錯覚してしまうんですねぇ。

いかんいかん。

まぁ、最近のチケット代は6000円ぐらいですから、

劇場に行った回数で割り出せますね・・・・・。

ちなみに、2009年のトライアスロンパスも既に購入済み(もちろん2セット)。

2009年は公演数が多いから、チケットもお高うございました・・・。

  

さて、来年はなんと、TEAM NACS が1本目の観劇です!

激戦だったチケットを、友達が見事にGETしてくれました!

ばんざーい!ばんざーい!

大泉洋ちゃん脚本の「下荒井兄弟 スプリング・ハズ・カム」。

どんな作品になるのでしょう。楽しみだぁ!!

 

2009年はもうちょっと観に行きたいなぁ。

それでは、よいお年を!

 


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BORN TO RUN さよなら初代0系新幹線 [お芝居のこと]

12月4日。

福岡の超人気劇団「ギンギラ太陽's」の東京公演、

『BORN TO RUN さよなら初代0系新幹線~引退記念スペシャルバージョン~』

を、池袋あうるすぽっとへ観に行ってきた。

11月30日ですべての初代0系新幹線の運転が終わった。

その日をまたいで初代0系新幹線をテーマに上演されたこの芝居。

 

十数年前、私は、静岡から浜松まで新幹線で大学に通学していた。

そのころは東海道新幹線でも0系が現役で運行していて、毎日お世話になっていた。

その0系が東海道新幹線からは1999年に引退。

それ以来、東海道新幹線の区間では走っている姿を見ることができなかった。

その0系もいよいよ本当に引退。

そんな記念すべき年に、このテーマでやる芝居はとても惹かれた。

 

なおかつ、福岡の超人気劇団で、いろいろなところで取り上げられている、

「かぶり物劇団」で有名な「ギンギラ太陽's」。

東京での公演は、ぜひぜひ観たいと思っていた。

 


 

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『とびきり不幸な旅行店』 [お芝居のこと]

 

9月28日。

中野ザ・ポケットに東京ハートブレイカーズの

『とびきり不幸な旅行店』の千秋楽を観にいってきた。

 

キャラメルボックスの岡田達也さん。

最近ハートブレイカーズですっかりお馴染みの石川よしひろさん。

モダンスイマーズの津村知与支さん。

そして、ハートブレイカーズの熱い人、首藤健祐さん。

 

いつも男ばかりの熱ーいお芝居を観せてくれるハートブレイカーズ。

今回はどんな話なのか、とっても楽しみでした。

 

ストーリーは、すっごい金持ち3人が不思議な旅行店を訪れる。

この旅行店は、「不幸を体験できる旅行」を販売している。

旅行中は現実の記憶を忘れてしまうため、本気で不幸を体験できる。

で、金持ち3人が選んだのは「夢破れた男たち-バンド編-」。

20年バンドをやっていたが、ちっとも売れず、

アパートは放火され、ホームレス生活になり、

やくざに追いかけられ、結局つかまり、30年間ただ働きをさせられ、

その後、山崩れに巻き込まれてしまう・・・・

 

という、とんでもなく不幸な体験をしていく話。

芝居は現実と仮想の旅行が交互に展開されていく。

旅行はバーチャルリアリティ(懐かしいな・・・)。

仮想の世界をその場で体験。

その方法は、小さいカプセルを飲むだけ。場所はその場。

 

『夢破れた男たち-バンド編-』なので、生バンドの演奏もある。

舞台中央にうず高く積まれたセットにはドラムが隠れていたり、

アコースティックギターの演奏だけかな?って思ってたら、アンプが出てきたり。

実はライブがやりたかったんじゃないか?って思ってしまうのも

ハートブレイカーズらしかったなぁ。(首藤さんらしい??)

 

現実と仮想の世界が交互に演じられ、少しずつ旅の時間が進んでいく。

胡散臭い感じの旅行店の店主を演じていた岡田達也さんも、

彼らが旅をしている間暇だから、仮想の世界に参加しちゃったりして、

男4人、ハチャメチャな感じがとってもおもしろかった。

最後は、大金持ちの方が現実なのか、不幸な旅行の方が現実なのか、

どっちが幸せか、どっちが不幸か。

ちょっと謎めいた台詞に考えちゃったりもしました。

 

100分ほどのお芝居。

おもしろすぎてあっという間に時間が過ぎてしまった。

東京ハートブレイカーズはおもしろい。

次回作品はなんだろうなぁ?今から楽しみ!!


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『ソルジャー』 [お芝居のこと]

 

6月1日17:30~ 東京ハートブレイカーズ『ソルジャー』

池袋グリーンシアターに観に行ってきた。

初めてのシアターグリーン。

キャラメルボックスの西川さんが東京ハートブレイカーズに初参加だ。

 

自己改革道場に集まった4人の男たちと道場の講師とアシスタント。

戦うことをやめた4人の男たちのお話。

  

東京ハートブレイカーズのテーマはぶれない。

「男ばかりで男くさい、熱くて男らしい芝居」

出演者が自分と同じ世代を演じる。

40歳前後の男たちが、40歳前後の男たちの等身大の姿を演じる。

話の本筋はちょっと重たい。

等身大の姿を演じているから、リアリティがあった。

考えされられる内容の話だったな。

 

男性のお客さんもなんか多い気がした。

ハートブレイカーズは男くさいお芝居。

女性の私でも「わかる、わかる」と思うのだけれど、

男性だったら「もっともっと共感できるのだろう」と感じることも多い。

だから男性のお客さんが多いのかな?

 

次回のハートブレイカーズは9月。

1号の登場のようです。

チラシもすでに出来上がってて、さすが!

1号がとってもさまになってるチラシでした。

楽しみ、楽しみ。

 


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「ちいさき神のつくりし子ら」 [お芝居のこと]

 

2月16日(土)、俳優座に『ちいさき神のつくりし子ら』観に行ってきた。

キャラメルボックスの岡田達也さんが出演していて、

今年の観劇一本目。

去年に引き続き、翻訳ものからスタートとなりました。

 

で、いろいろ感じたことはあったんだけど、感想を書くのはちょっと難しい。

私の表現で、誤解が生まれるとなんだか怖い。

なので、お芝居の内容そのものの感想は、今回は書きません。

私自身が、じっくり理解する努力をして、そしてじっくり考える時間を作れたと思います。

この作品を観たことがいいきっかけになったな。

 

ところで、やっぱり翻訳ものはまだ慣れない。

登場人物がみんな外人の名前なのも、設定が外国なのも。

時代背景もいまいちピンとこなかったり、社会制度もなんとなく・・・。

ストーリーに集中していればそんなことは大丈夫なのだが、

ふと時代を表わす表現が出てくると、「ん??」って引っかかってしまう。

う~ん、難しい・・・。

 

 


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2007年観劇記録 [お芝居のこと]

 

2007年もあと1日で終わりですね。

12月25日に、毎年恒例となったキャラメルボックスクリスマス公演『トリツカレ男』の

大千秋楽を観て、2007年の観劇が終了しました。

最後にふさわしく、とってもハッピーなラストの『トリツカレ男』。

ジュゼッペとペチカの「これでもか!」っちゅーくらいの、ハッピーな笑顔が最高でした!

今年のキャラメルは、とっても可愛いペチカの岡内美喜子さんからいただきました。

あぁ~、本当に楽しくてハッピーな千秋楽だったなぁ。

 

さて、2007年の観劇記録を振り返ってみましょう!

2月 「えっと、おいらは誰だっけ?」

3月 「HONOR」 TEAM NACS

3月 「サボテンの花」(2回) キャラメルボックス

4-5月 「まつさをな」(4回) キャラメルボックス

6月 「WOMAN」 LEMON LIVE

6月 「宝塚BOYS」

7-8月 「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」(2回) キャラメルボックス

8-9月 「猫と針」(3回) キャラメルボックス

9月 「橋を渡ったら泣け」 キャラメルボックス

11月 「抜け穴の会議室」 TEAM申

12月 「トリツカレ男」(3回) キャラメルボックス

 

2007年も、キャラメルボックス中心の観劇となりましたが、

初めてTEAM NACSや佐々木蔵之介さんを生で観れたり、

初めて下北沢駅前劇場や俳優座劇場に行けたりと、初めても多かった1年でした。

全部で20回劇場に通ったようです・・・。1月と10月は1回も行かなかったんだなぁ。

じゃ、2008年の目標は・・・、

行き当たりバッタリの観劇をもっとしたい!・・・・なぁ。

 

さて、来年の1本目は、『ちいさき神の、つくしりし子ら』。

2本目は、『きみがいた時間 ぼくのいく時間』。

久しぶりの上川氏です。楽しみ楽しみ。

 

2008年も充実した1年にしたいと思います!

それでは、よいお年を。

 

 

 

 

 


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『抜け穴の会議室』(ネタバレあります) [お芝居のこと]

 

11月14日(水) 赤坂RED THEATER 『抜け穴の会議室』

佐々木蔵之介と仲村トオルの二人芝居を観てきました。

 

ぴあやe+の先行予約の申込みを忘れ、一般発売も思いっきり忘れ、

ほとんど諦めていたこのお芝居。

ぴあの「敗者復活予約」があり、最後の祈りを込めて申し込んだら大当たり!

行くことができました。

初めての“生”蔵之介さん。2回目の仲村トオルさん。

 

 

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『HONOR』DVD [お芝居のこと]

 

TEAM NACS の『HONOR』のDVD発売です。

Amazonで注文しておいたので、今朝、早速ポストに突っ込まれてました(^o^;)

まだ観ておりませんが・・・・・。

 

DVDは2枚組。

本編DVDと特典映像DVD。

本編は約127分。

特典映像は130分。

 

え??

 

本編より特典映像の方が長いのかよ!

サービス良すぎです。

どうも「NACS10」の模様が収録されているらしい・・・・(観てから言え!)

 

 

今日からF1日本グランプリが始まるから、そっちを見なければならぬ。

フリー走行だの、予選だの、決勝だの。

3日間、テレビに噛り付きなのだ。(本当は行きたかったのよぉ~~。)

 

 

あぁ、「HONOR」、いつ観よう。

 

 

 


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